faith's blog

気まぐれ日記

kmscubeが動いた (4)

手順メモは、(3)で終わりですが、続きです。

Jetson TK1の環境ではどうやら、Rendering(ligbm) と Display(libdrm) が別のデバイスファイルになっているようです。

調べてみたら、/dev/dri/cardX は card0 と card1 の二つあって、 card0 が tegra drm、card1 が nouveau drm のようです。

tegra drm の方に対して、modeprint を実行してみた場合は、 drm のリソース情報(connector, encoder, crtc, plane)がとれていましたが、 nouveau drm の方に対して実行した場合は、何もとれず、分けがわからないので nouveau drm ドライバをデバッグしてました。

たまたま、kmscube に対する Thierry Redding さんの修正内容を確認したところ、 コマンドライン引数が追加されていることに気づき、 試した見たら、うまくいったというわけで。

こんな仕様になっている意味はよくわかりません。

Tegra K1 には Host CPU(Cortex-A15)以外に、ARM7が載っていて、CPU間通信を行っていると思われますが、 そんなのは、OMAPでもやっているはずですが。

/人◕ ‿‿ ◕人\ < まったく、わけがわからないよ

そういった事情があるので、westonはそのままでは動かないようですが、挑戦してきます。

とりあえず、手順を載せてみましたが、現在日本に何台あるかわからないボードなので需要は・・・。